『深夜特急 2 ー バラナシ・アグラ』
昨日、ふつうに道を歩いていたらほぼ全裸のおじいちゃんが歩いていました。全見えです。
だがこの旅、毎日が驚きの連続なのでこれしきのことでは何も動じない。でもパンツは履こうね。
ども!シズルです
バラナシは2日もあれば充分だとわかったのでこれ以上滞在するよりはサクサク移動。
この先少しでも多くの国に行くべく、出来るだけ日数を減らしていくのだ。てことで、
タージマハルのある街・アグラへ向かうど!🏃♀️
また寝台列車や!!
前日、バラナシ駅でチケット購入の流れ
ガンジス川からは7キロくらい離れてます。
*今回は部屋が同じだったウクライナ人のリーナと仲良くなり、ちょうどチケットを買うということだったので一緒にトゥクトゥクで買いに行った。
インド人は外だろうが関係なくどこでもゴザを敷いて寝れる術を持っています
改札(?)には電光掲示板があり、ここにも電車待ちの人たちが寝ている。
(室内なので蒸し暑くてたまらんです)
電光掲示板を前にして左手に扉があり、入るとこんな感じの部屋がある。
ちなみにこの部屋は外国人専用窓口。要するにわざわざインド人と同じチケットセンターで長い時間並ぶ必要も無くすぐに買えるのだ!
しかもクーラーあって涼しい!!
それにシャワーまでも付いている!!!!
遊戯王カードの「治療の神 ディアンケト」にそっくりな係のおばちゃんに、当日電車が来るまでここにいていい?って聞いたら1つ返事でOKされた。聖母マリアよ!!!!
ディアンケト。
カードの能力もおばちゃんも慈悲に満ちている。
チケットにはいくつかのランクがあって下から順に、
- この前自分が乗った地獄のジェネラルシート
- ベッドだがエアコン無し、Sleeper Class
- エアコン付きの3等席
- エアコン付きの2等席
だったような気がする。大体の電車がこんな感じだが、種類によって違うのであくまで参考程度に!
前回の地獄の教訓を活かし、今回は下から2番目のSleeper Classを選んだ。
なにせ18時から翌朝7時までの夜行列車なので流石にちゃんと寝たいねん
値段は490ルピー。思ってたよりやしい!
そのあとはカレー食ったりお寺見てまわったり。リーナは寺が大好きなので結構色々見て回った。
リーナ👩
「教会って静かだし神様の前で自分の罪を懺悔するからネガティブでつまんないし好きじゃない。だから寺のこういう賑やかな雰囲気が好きなの」
なるほどなぁ。
そういや俺にとって彼女は人生で初めて会ったウクライナ人だった🇺🇦
実際旅してて会うヨーロピアンの7割はドイツ人。そう思うとなかなかレアだ
なんと2年間世界を旅し続けているそう!鉄人すぎるね
......とまあ前日までの説明はここまでにし、当日へ話を戻そうか
[6月7日 バラナシ→アグラ]
17時、バラナシ駅到着して直ぐ昨日のチケットオフィスに入り、シャワーを浴びた。
チケットに席番とか色々書いてあるけどゼンッゼンわかんなかったので周りに聞きまくったらなんとかなった。
やっぱ分かんないときは誰かに聞けば生きていけるな
18時15分、出発!!!🚃
最初の方は上にいても暑いので下の座席に座る。みんなもそういうスタイルだ。
20時、カレーの売り子がやってきた。
これが意外にも安く、120ルピー
夜も更け、特にすることもないので寝転がりながらボーッとする。
前を見れば天井が手の届くところに。
室内が暑いからか、冷風どころか温風を出す扇風機が目の前でブルンブルンと音を立ててまわる。
そういえば、最近旅することが当たり前になりすぎて、以前までは非日常だったことが当たり前になっている事が増え、逆に何が何だかよくわからなくなる時がある。
世界てまじでデケエなあすげえなあ、きっと『深夜特急』を書いた沢木耕太郎もこんな風に思っただろうな
まあ深夜特急読んだことねえけどな!!笑
『深夜特急』とは、インドのデリーからイギリスのロンドンまでを、バス(特に路線バス、高速バスなどの乗り合いバス)だけを使って一人旅をするという目的で日本を飛び出した主人公「私」の物語だそうです。(Wikipediaから丸々引用)
面白そうだから日本帰ったら読もうかな
家族6人の中で唯一の本嫌いだけども。
小説て読んでると途中ですげえ眠くなるんすよねー、わかる人いないかな
そして24時。そろそろ寝よう。
しかし何かおかしい。
眠気がないという以前に体の調子が悪い。
全身に気だるさを感じ、頭が熱い。
寝転がると尚更気持ち悪くなる。
さ、最悪や、熱ヤーーー💥
若干の吐き気。そして気づけばお腹の調子も悪い。これは下痢の時の痛さだ。
しかしトイレに行くも何も出ない。
体調悪いから寝ようにも、目の前でまわる扇風機がうるさすぎてねれない。
クッソ最悪な状況。
だが寝ることしか今できることはないので、明日の朝体調が回復することを祈り、汗をかきやすくすべく厚めのタオルを頭に敷いて寝転がった。
朝6時。どうやら無事に眠りにつけていたようだ。
昨夜の熱や気だるさは一切なかった。
タオルは汗でビッショビショ。
あの短時間の体調不良はなんだったんだ!!!
そして電車はどこかの駅に止まっている。
Maps Meで位置を確認するが、いまいち現在地が読み取れずどこにいるのかわからない。
近くの人たちに今の駅がどこか聞いた。
「アグラだよ」
本来の到着時間は7時だったからもちろん降りる準備なんて全くしていない。なんなら二度寝しようと思ってたくらいだ。
もう急いで急いで荷物をバッグに詰め込み、ギリギリ降りることができた。フゥ危ない危ない
駅から宿が集まる街までは距離があるが、時間もあるので歩く。
いやトゥクトゥクの数多すぎな!
道がひたすらなーがい
この道で何回トゥクトゥクの運ちゃんに声かけられたことか。
そして宿到着。
タージマハルまでも歩いていける距離だし、300ルピーでエアコン付きなので即決。
何より従業員がすごい優しくてよい。
以上、インドの深夜鉄道第2弾でした!
Sleeper Class、正直言うとあまり良くは無いですが、安いし経験として一回は乗ってみるんだったらいいんじゃないでしょうか!
てことで今回も見てくれてあざすです!!
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