Tunnel of Love
ボルシチはロシアで有名な料理ですが、あれ実はウクライナ発祥の料理らしいですね。
味はミネストローネと全く同じでした。美味しかったです。
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ども!シズルです
今日はキエフから次の街への移動日。
目的地はリヴネという街。
なぜこの街に行くかというと、ウクライナの中でおそらく一番の絶景ポイントである「愛のトンネル」があるため。
そこには森の中に電車の線路があり、木や葉っぱがアーチ状になっていることからトンネルのようになっている。
なんでもそこは世界屈指のロマンチックなスポットらしく、「恋人同士でトンネルをくぐると願いが叶う」なんて言われているらしい。
そんな場所に一人で行くのは一人で花火大会に行くレベルに気が引けるが、どうせウクライナに来たからには行くしかない。
とは言ってもリヴネにはそこ以外は特に観光すべきものは無いので、今日中にトンネルへ行き、明日はさらに奥のリヴィヴという街へ移動する。
そのため朝7時と早くに宿を出て、キエフの中で一番でかい旅客駅であるヴォグザーリナ駅へ。
そこからバンでリヴネへ向かう。
駅でに着いたはいいもののバス停の場所がよくわからなかったので、近くにいたおばさんに尋ねたら教えてくれた。
ここがそのバス停。キエフから長距離移動するやつは大体ここから出てるっぽい。
ちょうどリヴネ行きのボードを持っていた人がいたので、その人について行ってチケットを買った。230フリブニャ。
電車だともっと安いらしいが、電車が何時に出てるとかわからないし今回は時間がなかったのでまたの機会に。
そして8時、リヴネに向け出発。
ここから4時間のドライブだ。
そんなもんはウォーキングデッド見たり寝てればあっという間よ!
.....出発から2時間、爆睡かましてたらサービスエリアに着いていた。
トルコ同様、サービスエリアでは無料で紅茶が飲めるらしい。
眠気覚ましがてらに有り難く頂戴していく!
そして12時、リヴネのバスターミナルに着いた。
街の中心から2キロも離れている所で降ろされる誤算。歩くことにした。
スーパーで買ったやっすいパンを食べながら歩き、街の中心に着いた。
大きい建物が立ち並ぶキエフとは一転し、リヴネは静かな田舎街。
この目の前にある「Rivne hostel」にひとまずチェックインして荷物を置く。
そこからいざ愛のトンネルへ。
愛のトンネル自体はリヴネから更にバスで40分離れたクレーヴァンという街にあるためまた移動。
今日は駅から駅、街から街と移動ばかりで説明も大変な日です。
リヴネ駅前のバスターミナル4番乗り場から、1404番のバンに乗る。
運転手にラブトンネルと伝えればその近くで降ろしてくれる。
俺の時は運転手に言わずとも、どーせお前もそこ行くんだろ?という感じで降ろしてくれた。
16時、クレーヴァンの小さいバス停に着いた。
周りには家と。何かの店しかない。
それにすごく静かだ。
看板。
この先にあるようだ。
歩いて15分くらいで着くらしい。
野良猫。
『るろうに剣心』の主人公緋村剣心が斎藤一との戦いの中で覚醒し、人殺しの姿に戻っていく時の目とソックリだったので、撫でるのは流石にやめた。触ったらやられる。
人の気配の無さと雑草の生え具合から、まだ人が住んでいるのか疑いたくなるマンション。
ほんとにこの先にトンネルがあるのだろうか。
そんな風に写真を撮っていると、草むらからガサガサと音を立て、何かが動き始めた。
そういや、ラブトンネルに人懐っこい犬が3匹住みついてるって誰かのブログで見たけどこれのことか、マジでいた!
でもなんかもう1匹知らぬやついるんだけど!
しかも4匹ともものすごく人懐こい。
ずっと俺の周りでクルクル回ってはスリスリしてくる。
そして俺が来るのを待っていたかのように、4匹ともトンネルの方向へ向かって行った。
俺も道がよくわからなかったので彼らに着いていくことにした。
4匹とも興奮しすぎてダッシュしてしまった。
クッソ速い。
少し歩くと、先で待ってくれていた。
そして追いつくと彼らは横について再び歩き始める。
なんて賢い犬達なんだっ...
そしてここがトンネルの入り口。
なんかダンジョンの入り口みたいに真っ暗だけど大丈夫か?
あら、お前たちもついてきてくれるのか。
よし一緒に行こうぜ。
しかし歩いて1分。
何か小さく嫌な音が近づいてくる。
しかも1つじゃない。
そしてそこであることに気づく。
両足にビッッシリと大量の蚊がついていた。🦟
これはやばいと思い少し早歩きするが、それでも蚊はまだいる。
それどころか進めば進むほどどんどん蚊の数は増えていく一方。
耳元で鳴る羽音は、今まで聞いたプ〜ンという音ではなく、ヴヴヴヴヴヴヴヴヴという音。
数が多すぎて蜂のような音になっている。
とりあえずすかさず走った。
早歩きではやられる。
犬に構ってる暇などなくただ走った。
しかしそれでも蚊の大群はまだついてくる。
腕と足周り、顔の目の前、バッグの周りは蚊で包囲されている。
前、後ろ、前、後ろと、方向転換してフェイントをかけてもそれにピッタリ対応してくる。
なんという統一されたディフェンスライン。
1900年代後半にイタリアで流行したカテナチオ並みに堅いライン。なんならそれよりも数は多いのだから抜け出せるはずもない。
こんなことしてても拉致があかないので一瞬止まって写真をとることにした。
その間は無防備だがそれは諦める。
俺の美味しいO型の血、吸いたきゃ吸え!
マジでこれ『彼岸島』の吸血蚊と全く同じですやん。
走っても追いかけてくるとかまさにそれですわ。
写真を撮る、走る、撮るを繰り返しているうちに奇跡的に撮れた二枚の写真。
蚊に刺されないように撮ることに夢中で、カップルがいたことさえ気づかなかったこの二枚。
なんか盗撮みたいになってしまったけど許しておくれ。そしてお幸せになれ。
結局蚊の猛攻にも20分ほど耐え続けてきたが、服の上から刺され始め、口の中にも入り始めたので流石にトンネルを出た。
外は嵐が去ったかのように静かで、蚊も全然いない。
痒さを忘れたいので、タイで買った虫刺され用の薬を塗りたくり、アイスを食べて休憩した。
もう蚊との鬼ごっこは疲れたのでバンの乗り場に戻る。
するとまた、さっきの犬達が待っていたかのように後ろから走ってきた。
それを見た周りの人たちは俺を見て微笑んでいた。
どうやら犬達は帰りも送ってくれるようだ。
そしてさっき出会った草むらに着くと、彼らはそこから先を進むことはなかった。
じゃあな、ウクライナのハチ公達よ。
帰りも行きと同じ方法で帰った。
道すがら寄ったレストランでピザ食って宿戻ってベッドで寝っ転がったらもう22時には寝ていた。
これを読んでくれたそこのあなた、夏のシーズンに愛のトンネルへ行くなら絶対に長袖長ズボン着用でスプレーも持っていってください。
じゃないと願いを叶えようにも神に拝む時間すらありません。
それか、紅葉の秋とか冬のシーズンに行くと蚊はいないみたいなのでその時期に行くのもいいかと。
ちなみに俺は半ズボンだったので悲惨な結果となりました。
これを見て少しでも役に立てればよいです。🦟
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