シズルの世界放浪記

2019年4月からの世界一周放浪記

タンザン鉄道 遂にクライマックス

ついさっき、エジプトで会ったマウント取りたがり日本人女性と奇跡の再会を果たしました。
今度はチキンの焼き方でマウントを取り始め、やはりコイツはイッちゃってるぅて思いました。





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[9月27日 カピリムポシ ザンビア]






ども!シズルです






タンザン鉄道、今日で4日目。
いつも通り起きて食堂車で朝飯を食べる。

地図で確認すると、目的地のカピリムポシまでもうすぐ。
このまま行けば昼までには着きそうだ。
それまで二度寝することにした。















予想通り11時、遂にカピリムポシに到着。









1日目の待ち時間も含めると約70時間もかかっていた。長かったあ。
一応達成感はあるけども疲れは全くない。
むしろまだ眠いからもうちょいいさせて。
















しかし移動はまだ終わらない。
駅以外に何もないカピリムポシからは、数時間バスに乗って首都のルサカに行く必要がある。




駅の外に出た瞬間、俺ら2人とちょうど一緒にいた欧米人3人を地元ドライバーたちが囲み始め、客引きをかけた喧嘩が勝手に始まった。

まるで空港のアイドル出待ちみたいな勢い。
しかしファンであるやつらは胡散臭いおっさんばっかり。
黄色い声援は一切なし。
私を争わないで!という気も失せる。

















結局その中の1人が喧嘩に勝ち残り、俺ら5人はバスでルサカまで行くことになった。
1人70クワチャ

[1クワチャ=8円 2019年9月時点]


















一移動去ってまた一移動。
シャワーに入ってベッドで休むことはまだ許されないようだ。

とにかく足のスペースが狭すぎることから腿の血が溜まって痛い。
ちなみにこの血の溜まりが原因で、エコノミークラス症候群になることもあるんやで。
恐ろしやー。


















15時半。
4時間半もあのバスに耐え抜きやっとルサカに着いた。

てかここ首都の割に砂の量多すぎ!
足汗と砂が混ざって汚れてもうた!














しかししかし、移動はまだ終わらない。
ここからさらに6時間かけてリビングストンという街に行く。
ジンバブエボツワナの国境近くの街。

この街にいても確実にやることはないから、どうせなら今日で一気に移動しちゃおうってやつ。正直もう寝たい。















ルサカバスターミナル。
市場にもなっていた。

















バスを探すもついさっき出発してしまったらしい。次の便は明日の朝。

しかし個人タクシーとして5人で一つのバンで行く方法を、そこらへんにいた地元民たちに勧めらめた。
値段もバスと変わらぬ200クワチャ
おそらくリビングストンには夜中に着くがとりあえず進もう。

















今日も夕陽は綺麗だな。


てかなぜかドライバーのおっちゃんが、自分勝手な諸事情でよくわからないところに行っては誰かと話してるせいで全然進まねえ。
ただでさえ予定到着時間は23時だというのに。
もうすでに1時間は無駄にした。

















マジで長い。
しかもまた足のスペースないからクッソしんどい。これは夜までの戦いは苦戦を強いられる。
















19時、やっとご飯を食べれる。
今日は昼に着いてすぐに出発したので朝飯以外何も食べれていなかったのだった。














そして20時半、再出発。
















車はリビングストンに向けて走る。
しかし個人タクシーなのになぜか30分に一回止まっては、ほかの客を乗り降りさせている。



最初の方はまだ許せていたが、もうさすがに狭っ苦しいしこんなことしてたら一生着かないと痺れを切らせた欧米人女性がキレた。








「個人タクシーっていう条件で乗ったのにこれはどういうこと?」









しかしドライバーは知らないと一言。
そんなことはお前らが勝手に言ったことだろと続けて言い放つ。









ここからメキシコ人男性のセルヒオも加わり、バッチバチの言い合いが始まった。




「そんなの俺らには関係ねえ、ていうか時間ねえのわかってんのか早く行きやがれ!」


「個人タクシーなんだから他の客降ろせや!」









個人タクシーなのに、稼ぎたいがために勝手に他の客を乗せ続けたドライバー。
もうウザすぎたので俺もそろそろ言おうかなと思ってたら彼らが一発かましてくれたので、その必要はなかった。

さすが欧米人。やはり言うときはちゃんと言うし勢いが違う。
俺がもし言われる側の立場だったら怖すぎる。















結局何を言ってもても拉致があかないので、もうとりあえず進んでもらうことにした。

個人タクシーと嘘ついて俺らを客引きしたことにはもちろん5人とも憤慨しているが、それよりも早くリビングストンに着きたいという気持ちを優先。ドライバー殴りてえ。















残り125キロ。
時刻はすでに23時半。死んだ。

これ完全にドライバーがチンタラしてたせいやんけふざけやがって。宿空いてなかったら承知せんぞ。












24時半。
ドライバーに疲労の限界が訪れる。
助手席のセルヒオと運転を交代。








前代未聞のタクシードライバーが客と交代。
眠さかわからんが明らかにフラフラした運転になり始め、助手席にいたセルヒオが気を遣って交代してあげたのだ。


散々戦犯をかましたくせに、疲れたからといって職務を放棄し、自分は助手席に座りやがった。
それだけではなく、隣で平然とケータイをいじっている。
マジでこいつの神経どーなってやがる。













そして1時、セルヒオの頑張りもあり宿に辿り着いた。
奇跡的にも宿はまだ空いているようだ。












ドライバー
「宿まで送ってやったんだからさらに50払え」













こいつマジで何いってやがんだ。
個人タクシーのくせに小遣い稼ぎで他の客乗せるわ、自分の都合で寄り道しまくるわ、運転手のくせに客と運転変わるわ。
そんな愚行をしといてよくそんなこと言えたな。



と、ドライバーにフルカウンターしてやった。
さすがにこんなの払う意味が無い。
どう考えてもおかしすぎる。


そして反論してる俺なんかよりも、温厚なセルヒオが遂にブチギレた。
これまでの不満が全て爆発し、超嫌味っぽくさらに反論しまくっていた。


するとドライバーはいじけて開き直り、もうお金なんていらないと言い始めた。
完全に言い分が小学生。アホすぎる。
さすがにちゃんと200だけ払ったけど。


















6時間どころか結局9時間もかかったじゃねえかあのやろう。
それにしても宿綺麗だな。












中に入ると宿猫がお出迎え。















猫って後頭部のシルエットが可愛いんだよなあ。耳最高。













これにてダルからリビングストン、4日間80時間の移動が終了した。









よく頑張った自分。
4日ぶりのお湯が出るシャワーは最高だ。











てな訳でタンザン鉄道編はこんな感じでした。
移動はめちゃ楽だけどとにかく長いです。
時間がたっぷりあって、電車旅が好きな人には是非オススメです。
あと遅延は必ずあるって前提の覚悟はしといてくださいね。ゆとりが大事です。








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