嘆きの壁で嘆くポーズには気をつけて
電波なさすぎてSIMカードに手を出してしまおうか悩みに悩んでる今日この頃です。
はてなブログの写真アップロードが遅すぎてイライラします。
久しぶりの曲紹介コーナーです。
今夜はひとりです - LIBRO
出ました、King of 夜に聞いたらエモい曲です。
とにかくトラックが最高です。
とりあえず聞いてみ。夜に。
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ども!シズルです
エルサレムでカウチサーフィンをした3人。
しかし一晩だけなので今日は宿を見つけなければならない。
相場は大体2千円しかないというのに。
その中でもリュウさんはブログに載ってた安宿情報を見つけた。
Hebron hostelという1500円で夜飯付きの宿。
エルサレムの旧市街のど真ん中に位置し、嘆きの壁から歩いて5分。これしかない。
必死にBooking.comで検索。
しかし満室。残るは2千円宿。
絶望に打ちひしがれる。
タルの家には13時までしかいれないので、とりあえずその時間まで滞在し、彼とお別れした。
マジで良い人だった。
美味なチーズリゾット、忘れない。
ひとまず近くのマックに行き、昼飯を食べつつそこのWIFIを拾って再び宿を探すことにした。
しかしバーガーセット、大体千円近く。
イスラエルは今日も引き続き俺たちの首を少しずつ絞めていくのだ。
結局3人とも一番安いビックマックセットを注文。
ポテト無しドリンクSでなんと600円。
もはやセットでもなんでもない。
そして海外のビッグマックは大体スモールサイズ。デカいのは名前だけ。
3人でひもじくも無心でバンズにかじりつく。
向かいに座るイスラエル人は本物のデカいビッグなバーガーを口いっぱいに頬張り、俺らが頼んだ3倍の背丈はあるコーラで口の中を流す。
よく見てみると、周りの人たちもかなりガッツリ注文していた。
ポテトL、マジでデカいバーガー、見たことないくらい背が高いコップのドリンク。
果たしてイスラエル人の月収と生活様式はどうなっているのだろうか。
虚しいスモールマックセットも一瞬で食べ終えたあと、宿について調べなおしたが結局良いところは見つからなかった。
このまま悩んでてもラチがあかないと踏んだリュウさんのアイデアで、ダメ元でHebronに直接交渉しに行くことにした。
これが無理だったら2千円のところに2泊するしかない。
エルサレム旧市街を囲む塀。
さらにそれを取り囲むはヤシの木。
中東といえど街の清潔さといい建物の風貌といい、東欧の雰囲気と少し似ている。
旧市街の中。
完全に外とは別世界な空気が流れ、道は迷路のように入り組んでいる。
大体はお土産屋。
それにしても地面がツルツルしすぎて滑りに滑る。
四年も使い古して死にかけのビルケンシュトックのサンダルが悲鳴をあげる。
滑り止めのストップが効かない。
そろそろこいつとのお別れの日が近づいているのか。泣ける。
さらに奥へ進むとほとんど市場と変わらない賑わい。
お土産屋はもちろん、商店、服屋なども立ち並ぶ。
賑やかで楽しい雰囲気ではあるが、向けられる視線がどうもよろしくない。
ヨルダンの時は歓迎されてる感があった対応だったが、ここでは真反対。
というか何も言わず、ただ変なものを見るかのようにこちらを見つめる。
なんか言いたいことあるならはっきり言いなさい。
ここまで来るとニーハオでも良いからなんか言ってほしい。
そしたらシェイシェイで返すから。
Hebron hostelの看板。
坊主のおっちゃんカットイン付き。
入り口。
看板には40シェケルと書いてある。1200円。
ネットで見たのより300円も安い。
さあ、どうか部屋よ空いててくれえ
オーナー🧔
「部屋空いてるよ!てか今飯食う?」
俺ら3人
「あざっす!」
部屋が空いていたどころかすぐにご飯もくれた。
今日はイスラエルの休日の日らしくて、夜ご飯は出ないからその代わりに今ならご飯出してあげるとのこと。
こんなことならマック食べる必要ナカター。
「んであの、部屋の方は...」
オーナー
「おうっ!飯な!食え!」
チェックインする前にご飯が出てきた。
ピラフにチーズとヨーグルトを混ぜたようなソースがかかっている。
お世辞にも美味しいとはいえなかったが、タダで食べれるだけ嬉しいというもの。
ご飯も食べ終わり、Freeの紅茶をしばく。
その後は夕方まで各自休憩。
17時、旧市街探索を開始。
イスラエルと言ったらココ!の代名詞・嘆きの壁を中心にぶらつく。
一応こういう建物も家だったりする。
たまに隙間からネコが目の前に飛び出してきたりする。かわいい。
イスラエルの国旗。
シンプルな色合いと真ん中の六芒星がなかなかイカしてる。
シンプルさで言ったら日本の国旗には勝てないけども。日の丸万歳。
ここから嘆きの壁に入れる。
荷物チェック。
入場料は無し。
アッ!嘆きの壁だ!
みんな壁に向かって嘆いてる!!
喪服のような黒い上下服、チャップリンが被りそうな真っ黒帽子の男たちが壁沿いに並んでいる。
*男性と女性は真ん中で区切られていて、お互いの空間に入れないようになっている。
ユダヤ教の人間でなくてもこの白いキッパを被れば閲覧も嘆きもOK。
いやー、本当にみんな嘆いてるんだなー。
宗教、信仰観念が他の国より比較的薄い日本とは文化が違いすぎて素直にすごいと思える。
「こういう教え、文化があるんだな」と。
見てるだけでもおもしろい。
*funnyじゃなくてinterestingの方の意味ね?趣きがあるって意味の方ね?
みんな分厚い本を広げながらお経のようなものを唱える。
人によっては膝をついていたり、手をベタッと壁についてたり、ヘドバンのように頭をブンブン上下に振りながら祈ったり。まちまちだ。
せっかくなので俺もやってみることにした。
人生22年目じゃ嘆くことなんて特にないけど。
壁の前に立つ。
左右ではイスラエル人が真剣に祈って(嘆いて?)いる。
とりあえずなんでも良いから祈ってみる。
手を前で組み、頭を少し下げた格好で目をつぶる......。
いや完全に立ちションしてるポーズ!
これはいかんやつや!!!
今回に関しては流石にふざけてない。
周りが本気で嘆き祈る中、他の国から来た奴が文化を侮辱する行為なんてできるはずもない。
むしろ微力ながら世界平和を願ったつもりだ。
だがしかし、リュウさんに記念に撮ってもらった写真に写る俺は確実に立ちションしているようにしか見えない。
一回そういう風に見えてしまうともうそれにしか思えない。
気を取り直してもう一回。
次は壁を手につけるスタイル。
これでもまだ微妙な気がするが、要するは嘆き、祈れれば良いのだ。
形などどうでもよいのだ。
*ちなみに右にいた人はヘドバンしながら歌ってました。
一応室内もある。
図書館のような施設。
この壁一枚が持つ不思議な力。
ユダヤ教の人に聞かれたら怒られそうなことだが、究極的に、厳密に言えばただの壁でしかないこの場所にここまでの人が集まる。
宗教てすごいね。
嘆きの壁を去り、少し周りをぶらついたあと宿に戻った。
今日は夜飯が出ないので3人でパスタを茹でた。
商店で食材を買っても1人200円。
イスラエルの中で唯一の希望はパスタ。
旅人とパスタは一連托生。
宿に住みつくネッコ。
あげたシーチキンを食べてる隙にお腹触ったらしっかり太ってた。安心。
皆さんは嘆きの壁の前では立ちションポーズしないようにね。
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