板につく野宿、屋根の無い夜
サンダルがそろそろ限界を迎えていることは以前言いましたが、まさかの靴までもそろそろ死にそうです。
やめろ。お前は聞いてない。お金なくなる。
こないだまで5位だったのにッ!
気づけば何故か9位までズルズルとッ!
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ども!シズルです
朝5時。
昨日あれだけすっからかんだった空港にはいつのまにか人だかりが。
そういや俺空港で寝てたんだわ。
まだ眠いからもーちょい寝よう。
みんな、俺らまだ寝てるから静かにチェックインしてね。
さらに人が増え始めこれ以上人目をはばからずに寝ていると、日出づる国から来た者としての誇りを失いそうなのでもう起きる。
いい天気だ。
今日はヒッチハイク日和。
果たして今日こそハンガリーから出れるのだろうか。
空港から出てヒッチハイクできそうな場所を模索。
空港から少し離れたバス停。
まずは20km離れたPilisという街を目指そう。
しかしどうもタクシーが多すぎてヒッチハイクどころではない。
タクシーにもヒッチハイクしてしまうと、餌にまんまとかかった魚のようにホイホイと止まってしまう。
そのためタクシーが来た時はノートを下ろすのだが、車、タクシー、タクシー、車、の勢いで来るもんだから、側から見てる人からしたら一人で旗振りゲームやってるヤバい奴に認定されてしまう。
結局10分でその場を離れた。
向こう側にでっかいショッピングモールが見える。
本日の食料調達に行こうか。
お、みんな大好きTESCO。
日本でいうイトーヨーカドー。
なんでも安い。
19フォリントて
7円だぞ7円
もはや安すぎてパンに同情してしまいそうだ。俺がたんと食べよう。
モールの目の前にあるデカイ道路でいい感じの場所を見つけた。
ここならいける。
思惑通り、10分で1台目ゲット。
幸先良い。
23歳のゾルタン。
さっきまで同僚が座ってたところに今は俺が座っているという不思議な状況に笑っていた。
めっちゃありがたいことに、Pilisから2つ先のCegledという街まで行ってくれた。
しかしまだ12時なのにもう眠い。
30分の間で2回ぐらい寝落ちしかけた。
アジア人なんて滅多に来ないからだろうか、街行く人の視線がすごい。
ここで残りのフォリントは200程度しかなくなった。
もうハンガリーではATMを使いたくないので尚更今日中にルーマニアに入らねば。
すると10分で2台目ストップ。
自己紹介したが、ハンガリーの言語はロシア語並みに皆無なので名前すらよく聞き取れなかった。
下ろしてくれたところがバス停で、車も止まりやすそうなのでもうここでやることにした。
また運が良いことに15分で3台目ゲット。
これはかなり良いペースだ。
名前聞いたけどまた覚えづらい名前だった。
聞き直しても10分後には忘れてしまう。
50音の常識から超えた新たな51音目みたいな音だった。
なんかキャとシュが合体して一文字になった音。
そしてそんな常識破りな名を持つ彼から、彼の知る運送会社が近くにあってそこからルーマニアまで行くトラックがあるから直接交渉したらいけんじゃね?っていう提案が出た。
そんな目的地まで一気にゴール展開は願っても無いチャンスだ。しかもトラックだからもしかしたらブカレストまで行く可能性も十分にある。
桃鉄でいうところの銀河鉄道カードだな。
一人だけ別ステージに行って何マスか進んだら
そのままゴール。
そんなことあって良いのか。
トラック一台ずつ声をかけ、ルーマニアまで連れてって欲しいと言うが、今から寝るとか行き先はイタリアだとかで断られてしまった。
そうだ、ヒッチハイクに王道はないのだな。
何事も1マスずつ進んでいくしかない。
そこからまた車に乗るのだがついに睡魔に限界が訪れ、3回ほど寝落ちしてしまった。
もう頭カクンカクンしてただろう。
見知らぬ俺のために運転してくれてる横で気持ちよさそうにヘッドバンギング。
マジで申し訳ない。
この店以外周りには何もない。
つまりここで車を捕まえないと横の草むらが今日のキャンプ地となってしまう。
しかし突然の雷雨。
急がなければいけないところにさらなるハプニング。うまく行ってると思ったらこれだ。
人生七転び八起きとは上手く言ったものだ。
1時間ほど待ち、目的地を少し近い場所に書き直すとすぐに止まってくれた。
彼の右腕には中国語のタトゥーが入っていた。
果たしてホントに意味を知って彫ったのだろうか。気になる。
20分ほど乗り、ど田舎のTESCO前で降りた。
ここはさっきの場所より何もない。
睡魔は限界を超え、一周回って逆に眠くないあの無敵時間に突入するが、流石に疲れがたまっていて集中力低下。
ケータイでJUDY and Maryの『そばかす』を大音量で流して再び気張る。
ラッキーなことにSandorfalvaという、もうゴール目前の街まで行ってくれるらしい。
ナイスだロベルト本郷!
着いた。
これであとは15キロ先のSzegedを目指すだけだ。
貸切のバン。
中はチーズバーガーの匂いが充満。
おそらく運転手のおじいちゃんが食べたな。
ハンガリー語わからないから全然わからなかったけど、一生懸命色々教えようと努力してくれた。ありがとな!!!
宿を見つけるためにマックに行ってWi-Fiを使おう。
しかしここで衝撃的大打撃。
Szeged最安ホステルがこの値段。
前回調べた時は確かに2000円ぐらいと高いって知ってたけど、まさかここまで値上げするなんて。
あまりにも残酷すぎる。これで2日もシャワー浴びれねぇ。それにどこで寝ろと。
一旦ビックマック食べて作戦練るか。
空港泊のお陰で昨日は宿代浮いたし今日は頑張ったから自分へのご褒美。
1480フォリント。
今日はもう眠いのでマックで時間潰して公園で野宿しまーす🛌
2日連続宿無しは流石に予想してなかったよ
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