強敵・倉田
ここ数日ヒッチハイクし過ぎてブログの更新が疎かになってました。そして東欧は暑いです。
さて今日の一曲は、
Sincerity Is Scary - THE 1975
イギリスのロックバンドで、アルバムを3つ出して全てがUKチャートで1位を取るほどの大人気。
この曲のPVで、サビで女性コーラス団がハモるところが最高にエモい。
ゆったりとしたジャズの音が良いです。
YouTubeで調べてみてね。
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[8月1日 ソフィア ブルガリア]
ども!シズルです
それに伴い、朝早くからスタートしようとしたが見事に眠すぎて四度寝してしまった。
結局宿を出たのは13時前となってしまった。
これは今日中にブルガリア脱出は厳しいことになってしまったぞ。
あえて自分の首を絞めて、これぞ旅だ。と自分に言い聞かせつつ、寝坊の失態を無かったことにした。
しかし、必然的に野宿する可能性がアップしている現実は考えないことにした。
宿を出て、駅前で見つけた壁絵。
なかなかおしゃれなだけにもったいない。
ヒッチハイクができそうな場所まで地下鉄で向かい、外を見ると大雨が。雹まで降っている。
文字通り今日の行く末に暗雲が立ちこめた。
降ったり止んだりを繰り返し、駅から2キロ先まで歩く中、ノートに書くためのマッキーを探しながらスーパーを回ったが、どうやらブルガリアのスーパーには文房具が売っていないようだ。
ベトナムから一緒に旅をしてきたマッキー1台目はすでに生気を失い、黒を出せずにカッスカスになりつつある。
そろそろ次世代に継承しないと俺がヒッチハイクできない。
ここの直線がギリシャへの国境へと向かう。
時刻は16時。
かなり出遅れてしまったがスタート。
Kulataという国境街へ。
ご覧の通り、日本だったらちょっと怒られそうなかなりグレーゾーンな場所でのヒッチハイク。
左右から次々と車が過ぎ去る。
ブルガリアでヒッチハイクやってる奴なんていないからかみんな興味津々だ。
助手席で笑い返してくれる彼女、ジロジロ見るおじいちゃん、首を傾げるトラック運転手、グッドサインをするコワモテの兄さん。
人によって全然対応が違うから、すれ違う人達の人間観察しているとかなり面白いことに気づいた。
そしてここまで大勢に見られることに慣れた今の自分なら、体育館で全校生徒の前でスピーチしても何も緊張しなさそうだ。
16時半。
1時間半粘ってやっと1台目が止まってくれた。
Kulataまでは行かないが、20キロ先まで連れて行ってくれるそうだ。
ただ街を観光しているだけじゃ絶対に見れない広大な景色。
ヒッチハイクの醍醐味はこういう所にあると最近実感した。
そして降りた場所がマック。
高速沿いにあり、24時間営業Wifi付きというなんとも最強な場所に来た。
もしもこれ以上進めなかったとしてもここで一晩明かすことも可能だ。
スピードゆるめられる場所も充分にあり且つ駐車場から出てきた車も狙える。
そしてあることに気づいた。
たまにはヒッチハイクしてる所を思い出として写真に収めよう、と。
1人旅のデメリットの1つとして挙げられるのが、ひとりだから自分を客観的に写真を撮ってくれる人が常にいるわけではないという事。
そして自分に至っては自撮りは滅多に取らないので(なんか恥ずかしい)、必然的にフォルダには景色の写真ばかりが増えていく。
そしてさっそく端っこに一眼レフと三脚を置いて写真をいくつか撮っていく。
携帯から遠隔操作で撮影してるからタイムラグが起きる。
そのため自分が想定しているより数秒後にシャッターが切られ、その時にはすでに体が動いてしまっている。
そしてその結果この様。
仏頂面の上にカクカクな体勢でなんとも楽しそうに思えない絵面となってしまった。
まあ将来いつかこの写真を見返してこの時の思い出に浸れればそれでよい。
そんな風に1人撮影会をやっていたら目の前に車が止まってた。
Kulataではないが結構進んでくれた。
彼女は街でテレビかラジオの番組を作っているらしく、ぜひアナタの旅の特集を組みたい!と言ってくれた。
お世辞でも嬉しかったよ。
そっか、もう8月だもんな
かれこれ2年も日本の夏から離れてる。
そうめん食べてBBQして釣りしたいなぁ
全部飯だな。
1時間後の19時半、車が止まった。
またもやKulataではないが進んでくれる。
それにしても倉田遠いなぁ。
ナメてたわ強えわ
最初メッッチャ吠えられたけどひと撫でしたら性格が変わったかのように穏やかになった。
ハンター試験行くかあ。
ヒッチハイカーにとても理解があるふたりで、携帯の充電させてくれるだけでなく、Wi-Fiのデザリングまでしてくれた。
あまりにも止まってくれないので少し近いクレスナという街に変更。
するとすぐに一台止まってくれた。
そのドライバーは産婦人科で働くパパで、今日は4人もの命を取り出したらしい。
人生の一番初めを担う素晴らしい仕事ですね。
車内では韓流グループ・BTSがエンドレスで流れていた。
どうやら彼の13歳の娘が大ファンで、ロンドンやらベルギーでのライブに付き添いに行かされていて一苦労しているらしい。
「俺は全然好きじゃないが、娘が行きたいっていうんだ。どうしようもないよね。」
いいお父さんだ。
クレスナに着いた。
街にはホントに何もなく、宿もあるかどうか。
このガソスタもさっきのマック同様24時間営業でテーブルがいくつかあり、Wifiも使えるので最悪なんとかなる。
国境までわずか40km。
この道を通る車はほとんど国境方面に行くのは確実だが、やはり夜だから誰も止まらない。
22時。
こっからの戦いに向け、カフェインというカフェインを注入。
24時になり、後ろで座ってた人がやってきた。
「多分この時間じゃ誰も止まらないからそこの椅子で明日の朝まで休みなよ」
はい、そうします。
倉田、近くて遠すぎるわ。
しかも寝ようにもカフェイン飲み過ぎて全く眠くないなぁ詰んだ。
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