無気力DAY

トルコ来て1週間、チャイを飲んだ数が30を越えそうです。
毎回入れてる砂糖の数を考えると、いつか糖尿病になるのではないかと心配です。でもうまいからやめぬ。

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[7月2日 トルコ ギョレメ]

ども！シズルです

昨夜、というか4時までタイチとリクトと語りに語り、やっと眠りについた。

リクト
「シズル君！気球飛んでます！！」

朝6時、気づくとベッドの前にリクトが興奮しながらやってきた。

宿のテラスで外を見たら、今日は気球が上がっているらしい！
4日間キャンセルされ、ついに来た！

なので急いで3人で、眺めの良い丘へ向かった。

宿を出てすぐに上を見ると、ソイツはいた。
確かに浮かんでいる。でも近すぎる！

丘を登るまでたかが10分、息切れですでに喉が
痛い。老けたものだ。

そしてついに、、、

カッパドキアの気球だ！！
ホントに飛んでる！
飛ばなすぎて都市伝説かと思っていたが、気球は実在していた！

おお、でけえなぁ

3人
「あれ、でもなんか少なくね...？」

確かに少ない。
無数の気球が所狭しと空を浮かぶ写真をよく見るが、目の前にあるのは広大なスペース。
気球の個数なんて余裕で数えられそうなぐらいだ。

土日はものすごい数らしいが今日は月曜日。
きっとパイロットたちも土日遊びすぎて仕事モードに切り替えるのが辛いのだろう。
それにしても1400個もない。おそらくその半分すらもない。もうちょい頑張ろうか。

理想と現実は必ずしも一緒ではないということか。現実はそう甘くはない。

ここでリクトのふんどしターイム。
時刻6時半、気温は一桁台。
周りの人達はダウンを着込むぐらい寒い。

そんなこともお構いなく彼は笑顔で寒さを吹き飛ばす。

気球と気球がゴッツンコする現象を、Morning Kissと呼ぶらしい。
真ん中の灰色の男、キスをしておきながら左右後ろには他の女を連れてやがる。なんて大胆な野郎だ。

てかわざとかは知らんが、そもそもこんなことしてるから落下事故起きて人が亡くなるんだろうがい！

宿に戻り、朝ごはん。

リクトが貝の味噌汁をくれた。
なんていうかこう、たまにくる日本の味マジでうますぎ！！！

その後、今日こそ昼からレッドツアーのエリアを自転車でまわろうと思った。

しかし急遽2人が今夜ジョージアへ向かうことが決まったので、どうせ今日がお別れなら今日は最後まで彼らと一緒にいようと決めた。
なので自転車は今日も延期。

しかし、一度テラスの席に座ると何もやる気が出なくなった。

この景色、インドのような喧騒とは違ってただ小鳥がさえずるだけの空間、暑くはなく風がそよぐ。

これが"没る"ということか。

3人ともただボーーっとしたり、猫を触ったり、ケータイいじったり、チャイ飲んだり、猫とじゃれたり、チャイ。
半径5メートルより外を動くことはない。

結局正午から18時までそんな感じだった。

そして19時、彼らはジョージア行きのバスに向かう。お別れの時間だ。

まだ会って24時間も経ってないのに、久しぶりに会った親友かのように仲良くなれた。
ホントにいいヤツらだった。

自分自身、日本人宿には滅多に行くことがない。行ったのはカンボジアでの一回のみ。

だから旅の中で日本人に会うことはほぼないが、こうやってたまーに、偶然会うのがちょうど良い。そういう中で会う人たちの方が意外と波長が合ったりする。ただ今回に関しては合いすぎたせいで別れに寂しささえ感じた。

でも、なんかどっかでまた会う気がするので良い！また会おう！！！

さてこれからまた独り旅だ。

夜飯。

テーブルの座高に対して、器の位置が高すぎて顔があたりそうだ。
その皿の下の花ポッドいらないよね。

宿に戻り、再び猫と戯れる。

明日こそチャリ乗る！！

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