シズルの世界放浪記

2019年4月からの世界一周放浪記

突如襲いかかる病魔

ニューデリーの都会には沢山のFree Wifiがありますが、インドで使える電話番号を持ってないと一切繋げられません。SIMカード持たない派のバックパックに優しくあれ!








[6月16日 ニューデリー]





ども!シズルです






ただ今ニューデリーでカウチサーフィンを利用して、サルマンというインド人の家に居候してます。











しかしこの2日間、原因不明の体調不良に襲われてました。









昨日、昼前に起きて部屋でゴロゴロしていると、なんか体が重い。
そして突然お腹が痛くてトイレに駆け込んだ。







再び五分後、またトイレに駆け込む。















サルマンに「どうした??」と心配され、





「よくわかんないけど腹痛が治らない。でも少し休めば大丈夫だと思う。」と答えた。












しかし12時、












一向にハライタが治らない。
むしろ増していくばかりで、頭痛と吐き気、更に倦怠感までもがやってきた。









とりあえず歩くとフラフラする、寝てても気持ち悪い。
もうどうすればいいかもわからない。
しかも昨日まで使えていたWi-Fiが使えなくなっている。

することがないので、先日Netflixに溜めておいたテラスハウスとあいのりを3時間ほど見ていた。







また体調が悪化したので少し寝ていると、気づいたらサルマンの家族たちが俺を取り囲んでいた。








呼吸が荒く満身創痍の俺
「うおびっくりした。どうしたの?」








👩👨👨‍🦱🧒
「ワッチュワネイム!」








死にそうな俺
「アイムシズ.....フロムジャパン...」








👩👨👨‍🦱🧒
「オオウ!テイクフォトフォト!セルフィー!」










インドが俺を殺しにきている









四、五人と交代でセルフィーを撮った。いや撮ったというか無理やり撮らされたというのが正しいだろう。








一通り写真が終わり、ほんとに顔も前に向けるのも辛くなっていた。


マジでやばいなつらすぎる、早く一人でねっ転がりたい、と思っても、彼らはずっっっと俺を見つめている。
何も言わず、興味津々の目をしてただ見つめているだけ。



部屋には俺の荒くなっていく呼吸だけがこだまする。
しかしそれでも彼らは離れない。










この人たちは俺が体調悪いということに気づいてないのか???



とまで思ったぐらいだ。









自分自身が辛いのは勿論だが、それよりもこんな俺を泊まらせてくれているこの家族たちに体調不良が感染ってしまうことが1番つらい。

だから、その旨を伝えようとしたが、全く英語が通じない。









👱‍♂️
「ジャパニーズ カレンシー!ショウミー!」










「イエス、アイハブ5000円...」
(こやつマジで俺を殺す気か)








マジで間の悪さが異常だった。
そして5000円札を渡すと、めちゃめちゃ興奮し始め、俺の隣に座り、また写真を撮り始めた。











5000円を持ったこの死に体ジャパニーズと撮るツーショットなど誰得なのだろうか。
今までで一番死んだ顔をしていたに違いない。








まぁでも喜んでくれたから良かった。










昼3時。体調不良といえど、何かしら口に入れないと栄養失調でやばいことになりそうなので、近くの通りにでてフルーツと薬を買うことにした。







家の外は大通りから一本外れた小道になっている。




一歩外へ出ると大量のハエ。
そこら中に野良犬が寝てるしゴミだらけ。
そしてそんな小道にもレストランみたいのがあり、脂っこい匂いが充満している。



街に垂れ流される汚水、犬のフン、脂っこい匂いが混ざり、今まで嗅いだことのない匂いがそこにあった。







あまりこういうことは言いたくないが、ここら一帯はインドで見た街の中でも群を抜いて汚かった。
定かではないが、もしかしたらスラム街なのかもしれない。






ただでさえ体調が最悪なものだから、出てすぐに吐きそうになってしまった。








大通りに出て、マンゴー2つとバナナ4本、腹痛と頭痛用の薬を買った。
そしてお腹に良いことを願ってラッシーも買った。




あまり使ってはないだろうが、意識を保ってるのが辛いほどだったので正直いくら使ったかは今は覚えていない。










家に戻り、薬を飲んで再び寝る。
数時間後に良くなっている事を願って。










18時になり、目が覚めた。
そして家族がそれに気づくと、10人くらいが一斉に部屋に入ってきた。
サルマンの家は兄弟の家族やらよくわからないおじさんも住んでいる大世帯。
そしておそらく俺がいる部屋のみにクーラーがあるのだろう、みんな涼しそうにしている。








まだ辛いからもう一度寝ようとすると、「こっち座れよ!」と言う。
体調悪いからと言ってもあまり通じない。死にそうになりながらデカケツおじいちゃんの隣に座った。




更に気づいたら、俺がついさっき買ったバナナをおばさんが食べているではないか。
これで食べられるものはマンゴーのみとなった。











そして夕食の時間。
みんなでこの部屋で食べるから一緒に食べようと誘ってくれた。

残しても悪いので、「まだ体調悪いから少しで大丈夫」とサルマンに伝えた。








しかしやってきたのは皿いっぱいのビリヤニ
(チャーハンみたいなやつ)
バッファローの肉もあるが、匂いも味も今食べたら一番いけないやつが来てしまった。











結局、途中吐き気と倦怠感がまた襲いかかってきたので半分ほど残してしまった。
わざわざ自分の分もくれただけに本当に申し訳ないので、次の日に残したやつを食べるから!と言った。












その後はもう何も動けなかったのでベッドでただ寝転がるだけであった。








ほんとこの2週間近く、インドではずっっと体調崩してただけだった。






人も文化も面白い国だったが、心底肌に合わないことがわかった。体調崩しては旅もできないし元も子もない。もし再びインドに来ることがあればその時は何事もなく生活できる事を願うばかりだ。







そして明日6月18日、






ついにインド脱出!🇮🇳








合計で13時間ほどののロングフライトだが全然よい!耐える!
てことで次の記事からはまた違う国です。
ではまた!!!







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