デリーの旅行代理店で揉めました
今日まで泊まってた宿の通り一帯がゴミだらけでめちゃめちゃ汚いしオシッコ臭いです。こんな匂いをかもし出す街に来たことありません。
今まで経験した"クサい"は、全然クサくなかったんだなってことがわかりました。
とりあえずみんな掃除しよ🧹
[6月15日 デリー]
ども!シズルです
現在17時、スタバで茶しばいてのんびりしてる。
スタバなんて鎌倉市内には無いので勝手がよくわからないが、他にゆっくり出来る場所も無いのでここへ。
こないだまでTall sizeが1番デカイのかと思ってたほどです。
タイトルの通り、デリーにある旅行会社に謎な理由でキレられて揉めました。
こんなこと初めてだったしアホくさすぎてもはやその場で笑ってしまったんですが、これからインドに行くって方は是非参考にどうぞ笑笑
とりあえずは今朝11時、宿をチェックアウト。
ラッキーなことに、今日から3日間泊めてくれるカウチサーフィンのホストを見つけたのでその家に移動する。
宿前の通り。
砂とゴミにまみれ、空気中に茶色い何かが舞っている。
チェックアウト前にホストと連絡が取れなかったので早めにコンタクトすべく、Wi-Fiを使えそうな場所を探さねばならぬ。
ニューデリー駅の下に、なにやら栄えてそうな丸があったのでそこへ向かった。
丸、なんでもあんじゃん
牛もゴミも無いインドなんてインドじゃねえ!
昼飯のホットドッグ。 50ルピー
ホットドッグていうもんだからソーセージあるんかと思ってたら、これでもかというぐらいどっさりタマネギが入ってた。からいしかなしい
その後、肝心のWi-Fiを探すが、どれもインドの電話番号を入力して、それでPINコードをゲットした後に使える仕組みだった。
俺はSIMカードは買わないからもちろん電話番号なんてない。
しかしどこを探しても使えるWi-Fiがない。
今日は土曜日。若者(特にカップル)がマックでダベリ倒している。楽しそうだなぁ
マックに関してはWi-Fiすらなかったのですぐ外に出て、どこか他に無いか探すことにした。
丸の周りを歩いて20分、ある男が話しかけてきた。
👱♂️
「ようブラザー!なに探してんの!」
はい出たー。「インドのThe・なに探してんの男」!
この手の類は8割がたでトゥクトゥクに連れてかれるか、わけのわからない商売の話をされるやつだ。
しかし、たまーに、ごくごくたまーに出現するほんとの親切心で教えてくれる人だったら悪いので、いつも最初だけ話してそこでこやつらが本物かニセモノかを判断している。
俺
「電話番号無しで使えるWi-Fi探してる」
👱♂️
「おお!それならこっちこっち!旅行会社があってそこならWi-Fi使えるから!」
うーんまだなんとも言えない。
実際旅行会社はWi-Fi使わしてくれるところもあるしな、
今回はついていくことにした。
中に入ると、何故か一人のセールスマンの真ん前に座らされた。
そしてここへ連れてきてくれた男は俺を残し、再び灼熱の街へと消えていった。
👨💻
「ハァイ!なに探してんの!」
俺
「いやえっと、悪いんだけどWi-Fiだけ使いたくてここきたんだけど、使ってもいい?」
👨💻
「wifiないよ!」
なんでやねんんん
なんであの男はあんな自信満々でここに連れてきやがった。さてはあの男グルだな。
Wi-Fiないんじゃここに用はない。
いても商売のカモにされるだけだ早く出よう。
👨💻
「wifi使って何すんの?ホテル?ツアー?安くするけどどu」
俺
「いや大丈夫、ほんと、ありがと」
(引き止める間も与えずドアをバタンっ)
語尾のどう?の「う」を聞く前にはもうすでに外へ出ていた。
ああいうのは、ちょっと聞いてみようかなという気持ちを少しでも見せつけようもんなら一生ツアーの話をマシンガンのようにガガガッと来るので、撃たれる前に逃げるのが吉。
再び歩いていると、また声をかけられた。
👴
「ようジャパン!何探してんの?」
またそれか。
あーなに、おまいら一生同じことしか言わないようにプログラミングされてる感じ?
今度はRPGの村人Bか
俺
「wifiを探してる」
👴
「おおこっちこっち!俺の店使えっから!」
もはやこれはデジャヴなのか?
ここまでの流れはさっきと全く同じだ。
てことはこの後連れてかれる場所は...
👴
「ここの旅行会社なら使えるから!ほら中入って座って!」
ハイ!やっぱり旅行会社!
でも今回はほんとにWi-Fiが使えた。
しかも優しいし、少し長く滞在しても何も言われなかった。
まず商売の話をしてくることがなかった。
お陰でホストとも連絡を取ることができ、6〜7時に近くのジムで待ち合わせすることになった。
その時はまだ15時。正直ここでもう少しゆっくりしたかったが、流石にこれ以上は申し訳無いし邪魔になると思ったので出ることにした。
外に出てマップを確認。
他にどっかカフェあるかなー...と探していたら、
👨🦱
「よっマイフレンド!何探してんだ?」
今度は村人Cか。
もう少しプログラミングのバリエーション増やせやインド政府。
いやほんとに嘘とかじゃなくて、マジでみんな同じことしか言わないんだよね笑
実際今日だけじゃなくて、インド入ってからほとんどコレ。
多分これで、
ホテル!とか、〜の観光地!
なんて言ったらトゥクトゥクに連れてかれる仕組みがほとんどなんだろうね。トゥクトゥクほとんど使わないから詳しくはわからないけど。
もー流石にめんどくさいから追い払おうとした。するとその男が、
「頼む、話を聞いてくれ、俺はセールスマンじゃない。何も売らないから!絶対!wifi探してるんでしょ?とりあえず中入って!!マジで大丈夫だからブラザー!🙆♂️」
いつもブラザーブラザー言ってっけどお前ら人類みな兄弟だと思ったら大間違いだかんな!
まあ英語と日本語のニュアンスは別だからツッこんでもキリないけども笑
ブラザーと言うなり、俺を中まで強制的に連れて行く。
その場所はもちろんご存知の通り、旅行会社。
しかも今いたところの隣だ。
もはや一周回っておもしろくなってきたので入ることにした。
二度あることは三度ある、と言うが、もはや今度入ったら何が起きるのかが気になってしまったのだ。
1度目のようにセールスマンの前に座らされる。
👨💻
「何をお探しで?」
俺
「いや今この男が言ったように、俺はただWi-Fiが使いたいだけなんす。」
👨💻
「そうかそうかわかった。」
そのあとは他愛もない話が飛び交う。
どっから来た、インドにはどんくらいいるんだ、アグラとかバラナシは行ったのかetc...
👨💻
「デリーにいても暑いだけだし特にやることないぞ、そういえばリシカシュには行ってないのか!なら4時間で電車で行けるぞ!えーと明日の電車はと......(カタカタとパソコンをいじり始める)」
俺
「あーそうなんだー。明日の朝電車乗って4時間かぁ、へぇ.......っていやいやゆーたやんけ、俺なんも買わないから。お金ないんだってば。Wi-Fi使いたいだけなんよ、もし邪魔だったら出るから」
👨💻
「おおそうかそうか、わかったわかった、そこのソファで使ってていいから」
このやろう、なんて抜け目のないやつだ。
すきあらばチケット買わせようとしやがる!
(インドの旅行会社てあからさまにカモろうとしてるけど、それが前面に出過ぎてむしろ面白いな、写真撮って今日のブログに載せよ)
すると店中の男が一斉に俺に飛びかかってきた。
👨🦱👴👳♂️👨🦲👨🦳👱♂️
「おいてめえなにしてやがる!!」
6、7人はいただろうか、全員が突然キレ始めた。
俺
「え、いやただ写真を撮っただけなんすけど」
👨🦱👴👳♂️👨🦲👨🦳👱♂️
「なんで撮ったんだ!!」
俺
「いや、ただの記念にだけど。なにか悪かったの???」
👨🦳
「おいこいつにあの紙持ってこい!ここに名前書かせて500ルピー払わせっから」
は???
意味がわからない。
彼らがなぜ怒っているのかというより、まずなにが起きているのか全く理解できなかった。
そして一人の男が俺の携帯を奪い、何枚かの写真を削除しようとする。
理由も説明しないのにただキレられ、果てには携帯も奪われれば流石に怒る。
俺
「てめえなにしてんだ勝手に触んな!」
すぐに奪い返せた。
👨🦱
「写真を今すぐに消せ!消したかどうか見せろ!早くしろ!」
俺
「わかった、わかった!わかったからとりあえず俺に触んな!」
一応その場で写真は消した。
しかし彼らはアホなのか相当焦ってたのか、写真復元機能を忘れている。
だから現にこうして写真を載せることができているのだ。
👨💻
「この紙に書け。ほら!」
俺
「誰が書くかこんなもん!てか何書けってんだよ!まず白紙じゃねえか!!笑」
しかし彼らはまだ怒っている。
怒っているというか何か慌てている。
まだ意味がわからないので理由を聞いてみた。
俺
「何で?俺ただ一枚写真撮っただけなんだけどそれのどこが悪いの?」
👨🦱
「お前はこの店を爆破したいのか???」
俺
「は...?マジで何言ってんのかわかんない」
👨🦱
「お前はテロリストの可能性がある。それでここの写真撮って爆破する気なんだろ」
もう怒りを通り越して爆笑した笑笑
さらに聞いてみることにした。笑笑
俺
「えーと俺一応日本人なんだけど、俺のこと見て本気でテロリストに見えるの?」
👨🦱
「ああ見えるさ。誰にだって可能性はある。
俺にだって他の奴らにだって。」
俺
「いやアンタもテロリストの可能性あんだったらアンタがここにいるのもおかしいだろ。笑
俺たった一枚写真撮っただけだよ?アンタらインド人だってどこ行ったってセルフィー撮るだろ?それと何が違うのか意味がわからん。え、マジでアンタなんでこんな怒ってんの?そこまで言うならちゃんとした理由教えてって言ってんじゃんか」
👨🦱
「それはだから...お前がテロリストかもしれないから...」
俺
「はいはいもういいからテロリストの話は、んなわけないじゃん。
どーせなんか違法なことしてっから写真撮られたくないだけだろ。」
👨🦱
「そうそう、そうさ、俺は草吸うからだよ。違法だよ。だからダメなんだ。お前は吸うのか?」
俺
「吸わねえわ」
👨🦱
「てか日本人はみんないい奴なのにお前はアグレッシブだ。こんなのはお前だけだ。何をそんなに怒ってる?」
俺
「はぁぁ?キレてんのはおめえだろうが!笑」
おそらくweedが警察バレるのが嫌で怒ったんじゃない。この旅行会社の商売自体がきっと法に触れてるから、この写真も通して警察に摘発されるのを嫌がったのだろう。
そうじゃなきゃたかが旅行会社の室内で写真一枚撮ったくらいじゃこうはならない。
こんな話聞いたことない。絶対そう。
違法の場所と言われれば今日の一連の出来事に少しは納得がいく。そういうところはやたらと客引きがすごいからな。
だから今日は三回も旅行会社に連れてかれたんだと思う。
「とりあえずもう用はないから出るわ、じゃあ。Wi-Fi使わせてくれてありがと。あと俺テロリストじゃねえから」
外へ出た。
一旦落ち着くため状況を整理しようとするが、やはり理不尽すぎる。今度は逆にこっちが怒り溜まってきた。
そして周りを見ると、大勢のインド人が俺を見ながら何か言っている。
さっきの店を見ると、扉の前で店の男どもがこちらを見ながら笑っている?
俺
「まだなんかあんのかよ。もうなんもしてねえってば!なんで見てくんの!!」
男たちがまた近寄る。
👴
「いや、俺はここの人間じゃないから関係ないんだけどさ、ムンバイから来たんだ俺は」
この男は落ち着いてた。
この人ならちゃんと教えてくれそうなのでまた理由を聞いてみた。
👴
「いやーよくわからんが、、、じゃあもしここが君の家だったとしよう。急に知らん奴が入ってきて写真撮られたらどう思う?」
いやこいつも話通じなかったわ。笑
まず家てなんなん!急に知らねえ奴が自分の家きて写真撮られたらそりゃもう泥棒だろ!!
比較する対象のジャンルが違いすぎんだよ、下がれオッサン!ムンバイに帰れ!
👨💻
「ここは政府機関の場所だから。ダメなんだよ。」
そうそう、そーゆーのが聞きたかったのよ!
最初からそれでええのよ!
もちろんこんな道の外れの外れみたいなとこにある旅行会社が政府機関な訳ねえことはわかってるけども!この嘘つき!
もうこれ以上こちらから言うことはない。
言いたいことは沢山あるが、さらに詮索したところで面倒なことが起きそうなので終わりにしよう。
俺
「あーそうなんだ。知らなかったよごめんごめん(棒)。もうなんもしないから。じゃ」
あーー、うざかったわぁあぁぁwww
心を落ち着かせるためとりあえず何か甘いものがのみたい。
Wi-Fiは使えないだろうが、きっと飲み物は高いだろうが、スタバへ行くことにした。
俺
「すいません、電話番号持ってないんですけどWi-Fi使えますかね...?」
店員の美人お姉さん
「あーちょっとそれは無理ね、、あ!でもわたしの電話番号でPINコードを受け取れば使えるわ!!(満面のニコッ😆)」
俺
「アアッ!ありがとうございます!!(か、可愛いッッ!)
ストロベリー&クリームをくださぁい!」
ストロベリー&クリーム 268ルピー
1日の宿代近くの値段が飛んだがそんなことはどうでもいい。わざわざお姉さんがWi-Fiを使わせてくれたからそれでいいのだ。
一口飲むと、ストロベリーの甘みが広がる。
普段より甘く感じる。今一番欲しい味だった。
ありがとうお姉さん。
てことで、インド旅行会社で写真を取るとこーゆーことが起こるかもしれませんよっていうお話でした。
どうか参考に!笑笑
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