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現在はヨルダンにいます。
ヨルダン人良い人たちばかりで嬉しいです。、
さて今日の一曲は、
Avicii - Can't Catch Me
来ましたよ俺の大好きな師匠。
死んだ時はマジで悲しかったよ。
彼の魅力を伝えるにはここでは語りきれないので今日はやめときます。
とにかく、この曲はカントリーソングらしさ溢れたギター、サビのピアノ、哀愁漂うトラック、ボーカルの声の渋さなど、Aviciiの良さが全部詰まってます。
最近広大な地平線を見ながらこの曲を聴くとめちゃくちゃノスタルジック感じます。
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[8月3日 ラリッサ ギリシャ]
ども!シズルです
朝7時、アフメットに起こされた。
どうやら彼は仕事に行かなければいけないので俺も出る必要がある。
ほんとに何から何までありがとう。
でも、ナスの炒め物にヨーグルトかけるのはあまりオススメできないよ。
ラリッサの住宅街。
ここから大通りに出るまで3キロほど歩かなければならない。
そして遂に1代目マッキーが役目を全うし、1ミリも黒色が出なくなった。
本屋に行くが、9時にならないと開かないのでカフェで時間を潰すことにした。
レモンティーとパンケーキ。3ユーロ
9時に出るはずが、あまりにも落ち着きすぎて12時までいてしまった。
今日こそ早くスタートして夕方にはアテネ着くぞなんて意気込んだのに。
結局いつもと変わらぬ。
ヒッチハイクできそうな場所を探しに探して4キロほど歩いてやっと見つけた。
13時。
さて、今日もやってこうか。
今日が最終日であることを祈りながら。
1時間経過。
止まらない。
気温は40℃。ギリシャの夏。
立っているだけでも汗が垂れる。
しばらくすると、汗だらけだった腕がキラキラと太陽の光を反射し始めた。
あまりにも暑過ぎて、液体だった汗が塩の結晶となったようだ。触るとザラザラしている。
そうは言っても日本ほどの蒸し暑さはないのが幸いだった。
そして14時半、やっと1台目ゲット。
ちょうど書いてある場所に行く夫婦だった。
俺が暑そうにしてたのを見て水をくれた。
あそこのインターチェンジと本線の交差地点でやればなんとかなりそう。
それにしても車すくねー
それにしてもマジで景色変わらん。
デジャヴがすごい、さっき見たよねこの景色。
ここは長かった。
車があんま来ないから1時間くらいNetflixでケンガンアシュラ見ながらヒッチハイクしてた。
かなりお年を召したおじいさんで、兄弟がヒッチハイクでパリからギリシャまで二台のみで行けたという武勇伝を嬉しそうに語る。
パーキングで水を買ってくれた。
みんな水くれるから、現在バッグの中には空ボトルが三本。
今日まじで乗って降りての記事やん。
実際それしか乗せることないねん。
宝くじ気分でアテネを掲げたがもちろん止まってくれる人は誰もいないので近くの街に変えた。
そしたらすぐ止まった。
高速道路沿いにあるトイレの清掃員のおばちゃん。
トイレ掃除手伝うよって言ったら爆笑してた。
そんなこんなで少しずつ進んでいき、アテネまであと170kmのところまで来た。
しかしすでに時刻は19時。
そろそろデカいの狙っていかないと今日中には着けない。
20時。
マジで誰も止まらない。
しかもトンネル前だからスピードを緩めない。
しかしここしかない。
進めない焦り、暑さによる疲労、いちいち目に入る長すぎる前髪。
全てが重なり、自然と苛立ちが募る。
それにより、止まってくれないドライバー達に不信感まで抱く始末。
一回落ち着こ。
すると、高速道路の後ろに一軒家があったのだが、そこの住人が俺に向かって何か叫んでいる。
どうやら、ここでヒッチハイクやるなと言っているようだ。
一生懸命「No! Stop! Here!」と叫んでいる。
んなことは2日前から百も承知。
遠いから聞こえませんよーというジェスチャーをして聞こえないフリをして無視した。
すると10分後、一台の車がゆっくり減速して俺の目の前で止まった。
👮♀️
「No! Stop Here!」
終わった。遂にバレた。
👮♀️
「ここは危ないから市内に降りて。それかアテネ行きのバスチケットでも買うんだね。」
しかし高速道路といっても全く危なくないし、もうゴールまであと170kmしかないので粘った。
それに近くの街は確実に何もない場所。
しかもこの時間だから乗せる奴なんて誰もいない。
頼むから続けさせて?ってお願いする。
だがNoの一点張り。
てかなんでこの車、俺の手前で止まった??
本来だったら、俺がいることに気づいた後に車を止める。それなら俺を通り過ぎるはず。
しかし車は明らかに俺の手前で減速した。
まるで俺がすでにそこにいることがわかっていたかのように。
まさか...
絶対後ろの住人が通報したヤツや!!
奴らが注意してから警察が来る早さ的にも絶対そうだ。
じゃなきゃあんなとこにわざわざ警察が止まるはずない。
一応警察に、なんで俺がここにいることがわかるのか聞いたが、別になんでもいいだろうと言われた。
俺
「あそこの住人がチクったんだべ?」
👮♀️
「いや、別に、、てかそんなことより、早く街行け!ここデンジャラスだから!お前が行くまで俺ここで見張ってるから!!!」
嘘下手か。顔に出てるど。
このクソジジイがッ!
余計なことしやがって!
なんも危なくないしまずてめえになんも迷惑かけてねえじゃねえか!
うざ過ぎて家の写真も撮っといた。
結局ハンガリーとウクライナの国境からアテネまでの約1700kmのヒッチハイクチャレンジは、警察にバレて終わってしまった。
虚しくトボトボと歩きながら、地図でバスターミナルを探して歩く。
このやろう、なんだこの街。
まずどこだよここ。
意外と栄えてんじゃねえか。
売店でMonsterを買って、喉の渇きとイラつきにより一瞬で飲み干した。
21時、バスターミナルに着いた。
どうやら今日中にアテネに着くバスが22時半に出るそうなのでチケットを泣く泣く購入。
18ユーロ。高え!!!
喉の渇きは留まることを知らないのでさらにジュース購入。
今夜はヤケ飲みだ。
22時20分、少し早めに来た。
荷物を乗せてチケットを見せ、バスに乗った。
ああ、バスが進んでいく。
ヒッチハイクは終わってしまったんだな…
添乗員
「このバス、ラミア行きだよ」
は?????
「アテネはもう一本後だよ。あ、ラミアからアテネ行きは明日の朝6時ね」
朝6時!?!?
てな俺がいけないみたいな言い方すっけどチケット確認したのおめーだろうが!!!
添乗員としての役目はどこにいったね!!
...と言いたいところだが、間違えた俺も悪いしもはや疲れて何も言う気が起きない。
ただ頭を抱え、呆然としながら外の流れ行く夜景を眺める。
ちなみにラミアは昼に止まった街。
「あ、あの道さっき通ったな、アハハ」
「あ、ここであの車捕まえたんだ」
放心。
どうやらヒッチハイクで一人スゴロクをやっていたようだ。
なんなんこれ。
ヒッチハイク禁止されるわバスチケット買わされて高いわその乗ったバスは逆方向進むわ。
いつも最後はこういうオチなのよ俺の人生。
そういう星の元に生まれてんのよ。
するとそれに見かねた添乗員が、ラミアからアテネ行きのバスはタダでいいよといってくれた。
結局野宿!!!
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