土砂降りのパタン
安すぎ&美味いカレー屋を見つけたので昼夜そこに通ってたらオバちゃんに顔覚えられました。
[5月29日 カトマンズ]
ども!シズルです
4日間お世話になったアムリット家を離れ、今はタメルの街中の安宿に泊まってます。
スワヤンブナート寺院、ダルハール広場、タメルの街歩きと、一通りカトマンズの観光は終わった。
ネットで調べたらあとはパタンという街がいいらしいので今日はそこに行く。
いつも通り午前中はグッスリ寝まくったりぼーっとするので、今日も午後から行動。14時出発。
タメルからパタンまでは6km、20ルピーあればバスで行けると宿のおっちゃんが言うのでそれで行こう。
おっちゃんに言われた場所。
バス停?なのか分からんけどとりあえず誰かに聞いて待ってればなんとかなるだろうと思い、近くで座ってバスを待つおじいちゃんに訪ねた。
「パタン行きのバスってここ来る?」
おじいちゃんがウンウンと頷きながら、ここで待ってろ、来たら教えてやるから。みたいなジェスチャーしたので隣で待つ。
しかし待てども来ない。
これおじいちゃん分かってないんじゃね?いや、でも地元の人だしここで待てって言ってたしなあ。
もう少しおじいちゃんを信じることにした。
その五分後、一台のバスが来た。
それと共におじいちゃんが立ち上がり、バスへと向かった。
(あ、おじいちゃん。運転手に聞いてきてくれんのかな、すまないな。)
おじいちゃんはバスの中に入って運転手と話している。
(あれパタン行くんかなあ、おじいちゃんちゃんと聞いてるよな…?)
しかしおじいちゃんはバスの一番後ろが空いてることを確認したと同時に、持っていた杖を駆使し超スピードで歩き、ドスンッ!と座って席を確保。
そしてこちらを横目でチラッ。
バスは進んだ。
えっ、俺はーーー??
ワシに任せとけ。みたいなあの感じなんだったん???
分からないなら分からないて言ってくれ?
結局また待って、来たバスに聞きまくってたらパタン行きを見つけられた。
いやほんとよくわかんないんだけどネパールの街並ってヨーロッパのそれと結構似てるんだよね
「入場料1000ルピーデス。」
ファっ????
公園入るためだけに1000円もするんけ??
そんな広場は広場ではありませんので入りません。そのお金でカレー10杯食えます。
ここまで来て何もしないのは流石にアカンので、目の前のカフェに行く。
屋上から広場全体を見れるらしい。
ラッシー、200ルピー。
ちょっと高いけどまあ場所代と思えば良い
とりあえずラッシー飲みながら街の奥を眺めたりぼーっとする。
今日は雲が多めなのでなんも見えなかったけど
30分もしないうちに雨が降ってきた。
カメラもあるし濡れたくないので止むまで室内で待機。
しかし止むどころか勢いはどんどん強くなっていく。
大雨のせいで街中が停電。
店の中で結局2時間も待ったが、結局待っても少ししか止まなかったので雨の中歩くしかない。
街中が人でごった返し、みんな我こそは我こそはと道を譲ることはなく、バシャバシャと走る。
そして無事にバス停に着いた。
だがバスはどれも満員。満員というより超満員すぎて、ドアから人がはみ出てギリギリ外側をしがみついている状態。
待っているあいだ、バスは5台くらい来たが全部その状態だったので乗れなかった。
バスが使えないとなると、、
タクシーで高い金払って楽に行くか、
空腹の中6キロ歩いてタメルまで戻るか、
はたまたバスが来ることを信じてここで待つか、
どれがいいんだ分からねえ〜ンン〜、、、
ヌゥゥ走るッッッ!!
第4の選択肢!!!
走ることにしました。
3キロ地点でバスが来た。
ここでバス乗っちゃえばいいんじゃね?
と思った。
ここまで来たんだ、全部走るっきゃねえ、
まだ走れる...!!! まだ...!
残り2キロ地点。マジでヤバイ道に来た。
何もみえないし、奥で男数人が光もないところで立っているのだけはわかる。
カメラ持ってるし強奪されたらだるいけど腹減ってるから行くしかねえ!!
案の定、たむろしてた男数人にジロジロ見られたが、鬼スピードで通ったので何もなし。
路地裏のネッコ。
ニャーニャー鳴いていたがすまねえ。今のおれには何もできん、強く生きれ!!!!
無事6キロ走って途中歩いてタメル到着。
いつも通りカレー屋に行くといつものおばちゃんが笑顔でテーブルを拭きながら出迎えてくれました。
んんーナマステ!!!!
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