シズルの世界放浪記

2019年4月からの世界一周放浪記

見事な発展を遂げたルワンダ

少し前にリュウさんが、旅中でたとえ嫌なことが起きても一言で全てリセットされるという魔法の言葉を教えてくれました。

「旅だねぇ。」


です。

ムカつくことも嫌なこともツイてないことも全ては旅をしているからこそ、むしろ旅をしているからこその付加価値だということ。



この言葉めちゃくちゃ良いです。
最近は思うようにいかないことが起きても、「旅だねぇ。」というだけで全て心が和みます。
現にこないだGoproが水没した時も、この言葉一つでマインドリセットしました。






で思ったのが、これって旅を終えて日本での生活でなんか嫌なことが起きたとしても、

「人生だねぇ。」

とひとくくりに、客観的に大らかに見てしまえば案外なんとかなっちゃうんじゃないでしょうか。わからんけども。



もし仕事で失敗して上司に怒られたり、彼氏彼女にフラれたり、授業の単位落としたりなど、うまくいかない時に一回、一回だけでもいいんで使ってみてください。
大体なんとかなります。



まあ人の性格にもよりますけども。笑






あっという間に週末の休日が終わり、また始まる仕事で生まれる憂鬱も、人生だなぁで吹っ飛ばしちゃってみてください。






今日の前置きなげーよとか言うな。









天国な三連休が終わり、また仕事ですね。
ファイト一発だぜ。
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[9月11日 キガリ ルワンダ]







ども!シズルです








今朝ウガンダからルワンダに着いた3人。















宿に行く前に、腹減りすぎたので朝飯。
バスの長旅で疲れた体にはスープってのが相場で決まってるんや。多分。



それにしても朝飯とか久しぶりすぎんだろ。
早く日本帰って卵かけ納豆キムチご飯食いてえ。

日本の飯はホントにすげえよ。
いま日本でのうのうと飯を食ってる輩よ、
ちゃんと味わうんだぞ。














そして宿に行き、とりあえず昼過ぎまでのんびりした。
















ルワンダといえば、25年前に起きた大虐殺で有名。




1994年にルワンダの大統領と隣国のブルンジの大統領が暗殺されたことがきっかけで、ルワンダのフツという民族がツチという民族を殺害しまくった、なんていう事件。

超スーパーかいつまんで説明したけどまあそんな感じ。




何と100日間の間に50万から100万の人達が殺されてしまったらしい、流石にそれは洒落にならない数。
カンボジアポルポトによる大虐殺も相当酷いけどこっちもそれくらいやばいと思う。













ちなみにその大虐殺をテーマにした実話の映画で『ホテルルワンダ』というのがあるのだが、それをウガンダにいる時に三人で見て予習した。




まぁ予想通りひどい話。
フツとツチはもちろん同じ国の人間の筈なのにツチはゴキブリ呼ばわり。
しかも25年前ってのがまた嫌だよね、全然記憶に新しいし。













そしてキガリにはその大虐殺の記念館がある。
ので、今日はそこに行くことにした。
















バイクタクシーで記念館まで向かった。


実はこの記念館、旅人仲間が一週間前にここに来た際、何とあの歌手のNE-YOと会ったらしい。




ちょーど偶然、ほんとたまたま何故かNE-YOもこの記念館を訪問していたところに遭遇したらしく、一緒に写真も撮っていた。










いやいやNE-YOて、、ズルくね??
オレ高校生の時「Give Me Everything」めっちゃ聴いてたかんね???
このジャケ懐かしすぎだろ!!!


あーーNE-YO会いたかったーーー














中に入る。入場料はない。

















鼻の長さでフツとツチを見分けてたらしい。




















虐殺後の街の写真。
ちょっとグロいの嫌な人いたらすいません。


















死んだ子どもたちの写真には、判明している範囲で死因が横に書かれていた。







銃で乱射、火事、マチェットによる惨殺、赤ん坊に至っては壁に叩きつけられた、とか。

アフリカの子どもって可愛いから、聞いてて余計に辛いものがあった。

















他にも行方不明者の捜索願の写真とか、大量の遺骨とかあって、全体は1時間ぐらいで見て回れる。






カンボジアのトゥールスレン博物館の時もそうだけど、こういう虐殺博物館に来た後は気持ちが沈んじゃうから嫌なんだよなぁ。
勿論沈まない奴なんていないし、世界の負の出来事は知っておかなきゃならないっていうのも分かるんだけどさ。












そして一番不気味だったのはリュウさんが言っていたこと。







「この虐殺が起きたのが25年前ってことは、街中に今でもその被害者いるのは当たり前なわけで、むしろツチを殺したフツの人も普通に生活してるってことだよね?」












たしかにそれはある。
何故なら虐殺を行ったのは軍だけではなく一般人もだからだ。
昨日まで仲が良かった隣人も、ツチであれば殺せという命令が下されていた。



現に街中には足や腕がない人を結構見かける。
それはこの大虐殺で起きた怪我に違いないと思う。
というかそれをやった人達は、今どこにどうやってどういう気持ちでこの国で暮らしているのだろうか。








この出来事が起きてから25年じゃ、まだ早すぎる。




「その節はどうも僕たちフツがすいませんでした」




なんてことでは許されたもんじゃない。
むしろやり返されてもおかしかない。














そう思うとちょっとルワンダの街が不気味というか怖さを感じてしまった。
もちろん仲直りしてくれたならそれはそれで良いんだろうけども。

















またバイクタクシーで移動して、今度は映画に出てきた実際のホテルを見に行った。
















当時から名のあるホテルで、四つ星。
外も中も綺麗で、ホテルの中に入る時点でオレらの服装を見たセキュリティが苦笑いしてたくらい格式が高かった。一応ギリ入れてくれた。





















ホテル周りの街。
アフリカとは思えぬほどの発展ぶり。




















25年前に虐殺があったとは感じられない。
実際、事件からここまでの発展というか回復ぶりは奇跡とまで言われているらしい。
たしかにこれは凄い。



















ホテルを見た後は適当な店でピザを食べた。
久々のピザ。チーズの味全くしなかったくせにめちゃ胃もたれた。値段忘れてもた。


[1ルワンダフラン=0.1円 2019年9月時点]















スーパーで買い物したら袋は全て紙だった。


さすがビニール持ち込み禁止国。
ここまで徹底されるともはや敬意を表したい。
どうりで街にポイ捨てが少ないと思ったら。
ルワンダの美意識、天晴れです。






















その後はルワンダの夜景が綺麗に見れるという場所までまたバイクタクシーで行った。
バイクタクシーは値段交渉次第だけど、オレらは大体300フランで行ってたからめっちゃ安い。便利。



それにしても見に行ったところが夜景というか、カラフルに光る巻きグソみたいな建物だった。

思ってたんと違う。
夜景って言ったからちゃんとカメラと三脚も持ってきたのに。まさかの巻きグソ。
















その後移動。

そうそう、こういうやつだよ見たかったのは。
でももうカメラ出す気分でも無くなってしまったのでiPhoneでフツーに撮った。



















宿近くまでまたバイク。
ここはバスターミナルで、大量のドライバーがいる。
少し立ち止まろうもんなら客引きがスタートする。





ちなみにもしどこか行きたい時はこの大群のど真ん中に突っ立って、場所と自分の希望する安めな値段を八百屋のおっちゃんのように言ってけば一瞬で捕まる。




客引きには客引きと競わせて値段を下げさせるのが一番手っ取り早いしお得。
こっちは安くしたいしあっちは客が欲しいからwin-win






...っていう、旅の中で意外に使えるワザというか自分なりの切り抜け方を最後に置いて今日のブログは終了。








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